9月3日 (土) 快晴(暑い)
今日は、友達と「バレッタ(首都)」に観光。
ついにやってきましたバレッタ。
マルタについて2週間。
バスの乗り換えの関係で、バスターミナルに来て以来です。
一応、今日のお目当てはマルタ地質美術館など。
中世の十字軍遠征あたりに作られた町なので、市内へ入るための大正門をくぐる。
おおー!人一杯。
観光客でメインストリートは溢れかえっていました。
普通におみやげ物屋とか、ブランドショップとかあったりして、まあ、そんなものかと横道に入り、例のごとく目的地を足と勘で探す。
メインストリートの喧騒が遠くなり、ふと、横道のさらに横道を覗く。
おおおー!
細い路地が上下しながら町の反対側の海の方まで続く。
なかなかの壮観!
いやー、マルタ来てずっとスリーマとかだったでしょ。
マルタってこんなものかって、ちょっと評価が低かったんですよ。
でも、だいたいスリーマなんて新しい町なわけで、「マルタ=中世、マルタ騎士団の島、etc」を堪能するなら、やっぱ首都バレッタだったわけですよ。
なので、個人的にマルタ、かなりポイントUP!
ちなみにこんなに坂があるのはわざと作られたかららしく、バレッタ建設を指揮した当時の騎士団長「バレット」(?)の命によるものだそうな。
なんでも、勾配をつける事によって潮風の呼び込みを良くし、涼をとるためだそうな。
ふむふむ、たしかに海からの道からは気持ち良い風がやってきて、夏の暑い中、道に迷って歩いている旅行者には心地よい。
とりあえず、色々さまよいつつも美術館につき、エキシビジョンを見る。
ふむふむ、マルタにある遺跡の一つは紀元前約3600年前建造。つまり今から約5600年も前に作られたものらしく、エジプトピラミッドの約4600年前よりもさらに古く、世界最古だそうな。ほんとかいな。
美術館を出てふらふら歩くと、ある建物の前に人だかりが。
ふむふむ、聖ヨハネス大聖堂&美術館だそうな。
当然、入ってみる。
入り口で、「ここは教会だ。肩出して入るんじゃない!」と、お叱りを受け、慌てて上に羽織る。
おおおー!
すごい手の込んだ壁の細工。床とかも凝った装飾が施されている。
”私”こう見えて結構、古い教会とか大好き。(クリスチャンじゃないけど)
ヨーロッパ旅行すると、大聖堂、美術館は必ず周る。(なので、アメリカよりもヨーロッパが好き)
現職のデザイン系の仕事する前はアート系を扱う仕事してたので、いわゆるマスターピースとかは、かなりの大好物。
で、この大聖堂には美術館が併設されていて、マルタでは結構有名らしいカラバッジオの「聖ヨハネの斬首」(?)が、展示されていた。
別にカラバッジオが特別好きなわけでもないので、ふ~んって、感じ。
大聖堂&美術館を出るとすでにお昼で、普通のみやげ物やは閉まり始めている。
軽く昼ごはんをとり、午後は家に帰って恒例のシエスタを取ることにする。
で、バスターミナルまで行ってバスを待つが、相変わらず乗りたいバスはやって来ない。
しょうがないので、バスの写真でも撮りまくる。
結構レトロな物から、最新の低床タイプの物まで色々入り混じってる。
暑いからって、バスの昇降口開いたまま、手荒い運転で走るのはマルタでは当たり前。
でも、主にはバスしか公共交通機関無いのに、メインのバスターミナルでこんなに待たせるのはいかがなものかと。
とりあえず、かなり待ってバスをつかまえ、家に着いて昼寝をする。
で、夜はいつもどおりパーチャビル。
今回は、いい音楽かかるバーを見つけたのが唯一の収穫か。
一緒に言ったスペイン人のクラスメイトが片言で言った「(Not only English skill, but) We have to improve our night life.」 が、心に残る。
なかなか、自分に合ういい音楽、いい雰囲気を提供してくれる店が少なく、毎晩のように出歩いても、イマイチ盛り上がりに欠けると思っていたのは私だけではなかったようだ。